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【第8講】英文読解の基礎〜受動態の本質:解説と実践〜

こんにちは!
S塾のりょーたです!

今回は受動態について話していきます!

「受動態ってよくわからない」

「受動態にして何なん?」

英語初心者にある悩みですが、
受動態の本質を理解できれば
受動態で表されている意味が
理解できるようになります。

この講では「受動態の頻出ポイント」を
解説します!

ではいきなりですが、問題です!
次の文は、文法的にかどちらでしょう!

(1)I was stolen my bag.
「私はカバンを盗まれた」

(2)The movie was bored.
「その映画は退屈だった」

(3)Good care should be taken of the dog.
「その犬はちゃんと世話をされるべきだ」

最後は少し難しいですが、どうでしょうか?
現時点で、全問即答できるのであれば、
受動態は完璧ですので、ここでブラウザを閉じてもらっても大丈夫です!

わからない人は、
読み終わる頃には、3問とも即答できるようになっていますので、ぜひ最後までご覧ください。

それでは本編スタートです!

本記事が刺さる人はこちら!

  • 受動態が苦手で、
    受動態がよくわからない…
  • なんで受動態を使うん?
  • 受動態はなんか難しくて訳しづらい…
  • 受動態の何をどこまで覚えていいかわからない…

こういった疑問や不安に答えます

この内容をマスターすると

  • 受動態で困ることが無くなる!
  • 受動態の本質か理解できる!
  • 読解で受動態の文の訳がスムーズにできる!
  • 英作や文法問題で受動態のミスが無くなる!

本記事の内容

  • 【基礎】受動態とは?
  • 【頻出】群動詞の受動態!
  • 受動態は全部「by」?
    「by」を使わない受動態一覧
  • なぜ「surprise」は「驚かせる」なのか?「させる」系動詞の攻略
  • その他のよく出る受動態の形
  • 確認テスト

この記事を書いている僕は、現役の塾講師で英語を教え始め、2023年現在で7年目です。

そんな僕がわかりやすく解説します!

そもそも受動態って…??

先生、受動態って中学のときに習ったんですが、正直よくわからないです…

生徒A
佐伯塾長

そういう人多いと思うよ!
ただ機械的に「される」
と訳して、
終わりにしてたらあかんでー

中学で受動態を習ったと思いますが、
その作り方を一応、まとめておくと…

受動態の作り方

①Oを文の主語にする
②Vをbe動詞+Vp.p.にする
③S(する立場)を示したいとき「by」を使う。

(例)I saw him in the station.「彼を駅で見た」
He was seen by me in the station.
「彼は私に駅で見られた」

こんな感じでやってきたと思います。

でも、なんのためにわざわざこんなことをするんやろ?と思ったことありませんか?

もちろん理由があります!

本題に入る前に、その受動態を使う目的を話していきますね!

たとえば、あなたが家に帰ってきたとき、
泥棒を目撃したとします。
今、まさにその泥棒があなたの財布に手を伸ばそうとしてます。
そのとき、あなたはどちらの文を使いますか?

①「うわ!泥棒がお金を盗んでる!」
②「うわ!お金が泥棒に盗まれてる!」

どちらも間違いではありませんが、

おそらく、①を使う人が多いはずです。

では、今度はあなたの親友のA子が
学校の先生に怒られたとします。
そのことを、家族に話すとき、
あなたは下のどちらの文を使いますか?

③「今日、先生がA子を怒ってん…」
④「今日、A子が先生に怒られてん…」

これはおそらく、④を使う人が多いと思います。

こういう風に
能動態を使うのか、受動態を使うのかは
話をする側が、「する立場」「される立場」の
どちらを強調したいのか、で決まってきます。

①では、「泥棒」、④では、「A子」が
強調されている立場です。

だから、
①の文では「泥棒」が「盗む」側なので、
能動態の文を使っていて、

④の文では、「A子」が「怒られる」側なので、
受動態の文を使っているんです!

つまり、受動態は
「される側」に注目するときに使う用法なんですね!

よって、「される側」がない文は受動態にはできないということです。

英語において、「される側」を表すのは
目的語のOです。

そのOがSになって「Sが〜される」という受動態の文になります。

そこからポイントとしてまとめると…

受動態の2つのポイント!

①他動詞でないと作れない!②Oが1つ少なくなる!

多少の例外はありますが、基本的に受動態は
他動詞でないと作れないです。

他動詞は、後ろに「何を?」を示す
Oが必要な動詞のことです。

このOが前に行ってSになるわけですから、
そもそもOが後ろにこれない自動詞は
受動態を作れないですよね?

そして、そのOが前に行ったということは、
Oが1つ少ない」状態になるということですね!

以下に例文を挙げておきますので、
その感覚をつかんでください!

受動態の例文集

(例1)I[S] love[V] you[O].
「私はあなたを愛している」

→You[S] are loved[V] (by me).
「あなたは(私に)愛されている」

(例2)I[S] gave[V] him[O1] the pen[O2].
「私は彼にそのペンをあげた」

Oが2つあるので、2パターンの受動態ができる!
→He[S] was given[V] the pen[O2] (by me)
「彼はそのペンを(私に)もらった」

→The pen[S] was given[V] him[O1] (by me).
「そのペンは(私によって)彼に与えられた」

(例3)My mother bought me this book.
「私の母は私にこの本を買った」

→This book[S] was bought[V] me[O1] (by my mother.)「この本は(母が)私に買ってくれた」

→I[S] was bought[V] this book[O2] (by my mother).「私はこの本を買われた」となり

※「buy」や「cook」など「SVO for 人」を作るタイプは、「O1」をSにした受動態はできない!
(ほとんど出ないですけど、一応頭の片隅に入れておいてくださいね)

(例4)Everyone[S] calls[V] the boy[O] John[C].
「みんなはその少年のことをジョンと呼ぶ」

→The boy[S] is called[V] John[C] by everyone.
「その少年はみんなにジョンと呼ばれている」

(例1)〜(例4)すべて、
Oが1つ少ない文になっていますね!

その感覚をしっかりつかんでください!

ただ、受動態にする練習ばかりしていますが、
「受動」から「能動」にする方が
読解において重要になってきます!

(例)This letter was written in English by him.
「これは彼によって英語で書かれた手紙だ」

もちろん、何ひとつ間違っていません!
でも、何か不自然な訳ですよね…

ということで、これを能動態に戻して訳すと、

(例)He wrote this letter in English.
「彼はこの手紙を英語で書いた」

と、こちらの方が自然でわかりやすいですね!

このように、「受動」から「能動」、
「能動」から「受動」をスラスラできるようにしましょう!

受動態の読解ポイント

受動態でわかりにくかったら能動に直せ!

熟語系の動詞を受動態にするには…

受動態の本来の働きがよくわかりました!
他に何かポイントなどはありますか??

生徒B
佐伯塾長

そうやね!
あとは、いわゆる暗記系のモノが多いから、しっかり覚えていってね!

群動詞の受動態

まず、群動詞についてですが、

「talk to〜:〜に話しかける」
「take care of〜:〜を世話する」
のようないわゆる熟語系のやつのことを群動詞って言います!

前置詞や名詞がセットになっている動詞のことを言うんですね。

では、この群動詞を受動態にするにはどうすればいいのか?
これがよく入試でも聞かれますので、例を見てください!

(例1)A stranger[S] spoke to[V] me[O].
「見知らぬ人が私に話しかけてきた」

「spoke to〜」は「〜に話しかける」という熟語です。これを受動態にすると…

→I[S] was spoken to[V] by a stranger.
「私は見知らぬ人に話しかけられた」

となります。
注意するのは、「to」が残ることです!
「speak to」を1つのVとして見るということです。

これが群動詞の受動態の基本的な考え方です!

(例2)They[S] took good care of[V] the dog[O].
「彼らはその犬をきちんと世話をした」

「take care of〜:〜を世話する」という熟語に
形容詞「good」がくっついている形です。
(「care」などのこういう名詞を含んだ熟語は名詞に形容詞がよくつく!)
(例)「pay attention to〜:〜に注意を払う」
→「pay little attention to〜」
  「〜にあまり注意を払わない」 

では、この(例2)を受動態にするんですが、この名詞を含むタイプの熟語は2パターンあります!

①「take care of」をセットにして考えるパターン
→The dog was taken good care of (by them).
「その犬は(彼らによって)きちんと世話をされた」

②「good care」をOとして考えるパターン
→Good care was taken of the dog (by them).
「きちんとした世話が犬にほどこされた」
このタイプは訳しづらいので、能動で訳すようにするのがオススメです!
「彼らはその犬をきちんと世話をした」

(例3)He[S] laughed at[V] me[O].
「彼は私を笑った」

「laugh at:〜を笑う」という熟語で、これは1つ目の「speak to〜」と同じタイプですね!

→I was laughed at (by him).
「私は彼に笑われた」

こんな感じで、群動詞、いわゆる熟語系の受動態は攻略していってください!

他にも、
make much of〜〜を重視する
think much of〜〜を尊敬する
make fun of〜〜をからかう

などがよく出てきます!

「by」以外を使う受動態

先生、受動態って何でも「by」を使うわけじゃないんですか?

生徒C
佐伯塾長

そうやで!
「by」以外を使う受動態もよく出てくるから覚えていこう!

そもそも「by」は何を表すのか?

受動態は、「する側」と「される側」がひっくり返って、「される側」が主語になる形です。

ということは、この「する側」が
「by+する側」となり、後ろに回るわけです。

つまり、受動態の「by」は「直接の行為者」を表します!
なので、「人」が来ることがほとんどなんですね!

たとえば、

「その手紙は筆で書かれていた」

これを英語で表せ、と言われたらどうしますか?

ちなみに、筆は「brush」です。

今までであれば、
The letter was written by a brush.

このように考えたのではないでしょうか?

でも、先ほど「by」は直接の行為者を指す、と言いましたよね?

この文だと、「brush」が人みたいに意思を持っている感じになってしまいます笑

となると、「by」を使ってはいけないということになります。

正しい文は

The letter was written with a brush.

です!

これは「道具のwith」という用法です。
もちろんこの用法を知っていないと
「with」という単語は出てきませんが、
少なくとも「by」を使ったらダメだというのは
認識できるようにしましょう!

(例1)The news[S] surprised[V] me[O].
「そのニュースは私を驚かせた」
I[S] was surprised[V] at the news.
「私はそのニュースに驚いた」

「be surprised at〜:〜に驚く」
ってやつですね!

(例2)The results[S] satisfy[V] me[O].
「その結果が私を満足させる」
I[S] am satisfied[V] with the results.
「私はその結果に満足する」

「be satisfied with〜:〜に満足する」

こんな感じで、熟語的に覚えておいてください!

by以外で受動態を表す頻出表現

「by」以外の前置詞を使う受動態①

be interested in A
「Aに興味がある」

(例)I’m interested in history.
「私は歴史に興味がある」

「by」以外の前置詞を使う受動態②

be known to A
「Aに知られている」

(例)He is known to many people.
「彼は多くの人に知られている」

「by」以外の前置詞を使う受動態③

be covered with A
「Aに覆われている」

(例)The car was covered with snow.
「車が雪に覆われていた」

「by」以外の前置詞を使う受動態④

be caught in A
「A(雨など)にあう」

(例)I was caught in a shower on my way home.
「私は家への帰り道でにわか雨にあった」

「by」以外の前置詞を使う受動態⑤

be filled with A
「Aで満たされている」

(例)The room is filled with beautiful flowers.
「その部屋は美しい花でいっぱいだ」

「by」以外の前置詞を使う受動態⑥

be made of A
「A(材料)でできている」

(例)This table is made of wood.

「by」以外の前置詞を使う受動態⑦

be made from A
「A(原料)でできている」

(例)Plastic is made from petroleum.
「プラスチックは石油でできている」

「be made of〜」と「be made from〜」はどちらも「〜でできている」という意味ですが、

「be made of〜」は「見て何で作られているのかがわかっている」ときに、

「be made from〜」は「製品が何でできているのかわからない」ときに

使うというのは、聞いたことがあるのではないでしょうか?

「of」という前置詞のイメージは
「全体からある部分を一部取り出す」というイメージです。

「a piece of cake」で「一切れのケーキ」となるのは、「ケーキ全体からその一部を取り出す」というイメージからです。

例文は木から一部を取り出してテーブルを作っているイメージなので、「of」を使います。

「form」は「あるスタート地点」から「離れて」いるイメージなので、見た目は「離れている」ときに使います。

だから、例文の「プラスチックは石油でできている」というのは、原料の石油から見た目が変わっているので、「from」を使っています。

「させる系」のVの受動態

佐伯塾長

「させる系」の動詞とは
「surprise」とか「excite」とかのことです!
これらのVの特徴を理解しましょう!

日本語では、「surprise」や「excite」のような動詞は「驚く」「興奮する」と訳すことが多いんですが、

英語では、「surprise」は「〜を驚かせる」
「excite」は「〜を興奮させる」と訳し、

「〜させる」という形をとります!

ここが英語と日本語の
感覚の違いの1つなんですが、

英語は、
何か原因があって、
それが人に
ある感情を起こさせる

こういう風に考えるわけですね。

だから、人をOに持ってきて

(例1)The news surprised me.
「そのニュースは私を驚かせた」

となるんです。

これが受動態になると、「人」がSに来るので、

I was surprised at the news.
「私はそのニュースに驚いた」

と「人+be動詞+Vp.p.」の形になります!

Vp.p.は、ある原因で人がある感情を起こされた
その人が主語に来たときに使われるので、
名詞の前に形容詞として使うときは、その名詞が
原因によってある感情を起こされた人」とする
必要があります。

(例2)Many disappointed people arrived at the station.「多くのがっかりした人が駅に到着した」

なので、逆に感情を動かすモノがSに来たら、
原因+be動詞+Ving」という形になります!

(例3)The news was surprising.
「そのニュースは驚きだった」

Vingは能動ですので、原因が主語に来たときにこういう形をとります。

なので、「Ving+名詞」という形をとるときは、
その名詞が「感情の原因」である必要があります!

(例4)This is an exciting news.
「これはワクワクするニュースだ」
→「news」が感情を引き起こす原因となっている

これらの他にも

「bore:〜をがっかりさせる」
「amaze:〜を驚かす」
「shock:〜にショックを与える」
「panic:〜をパニックにさせる」

とたくさんあります!

では、問題です!
「私はショックだ」と「その映画は退屈だった」を英語にするとどうなりますか?

まず1つ目はSが「私」と人なので、
「I’m shocked.」
となります。
よく「I’m shocking」としちゃうので注意です!

2つ目はSが「その映画」で人ではないので、
「The movie was boring」
となります。
これもよく、「The movie was bored」としてしまうので、要注意ですよ!

感情を動かす系のVは…

人が Sなら、Vp.p.!
人以外がSならVing!

その他のよく出る受動態

受動態のことがよくわかりました!

生徒A
佐伯塾長

よかったわ☺️
最後にその他のよく出るパターンを紹介して終わるね!

使役動詞・知覚動詞

使役動詞と知覚動詞については第7講でやりましたので、詳しくはそちらをご覧になってください。

(例1)He[S] saw[V] me[O] walk[C] in the street.
「彼は私が通りで歩くのを見た」

→I[S] was seen[V] to walk[C] (by him) in the street.「私は(彼に)通りで歩くのを見られた」

(例2)He[S] made[V] me[O] go[C] there.
「彼は私にそこへ行かせた」

→I[S] was made[V] to go[C] there (by him).
「私は(彼に)そこへ行かされた」

よく出る書き換え表現

(例)They[S] say[V] <that he is honest[O]>.
「彼は正直者だと彼らは言う」

①普通の受動態ver.
<That he is honest>is said (by them).

②形式主語構文ver.
<It[仮S]> is said <that he is honest[真S]>.

③「to V」ver.
He is said to be honest.
←「that」の中の「he」をSにして、
be said to V:Vすると言われている」となる!

全て「彼は正直者だと言われている」
となります!

同様に、
「believe」
→「It is believed that S’V’〜
 「〜だと考えられている

「think」
→「It is thought that S’V’〜
 「〜と思われている

と表せます!

第8講確認テスト

では、最後に確認テストをして、
定着させていきましょう!
全部で14問あります!

復習する際は、このテストをスラスラできるようになること目標にしてください!
解答はすぐ下のボタンをタップすれば見れるので、合っているかチェックしていきましょう。
「解説」をタップすると、その項目のページにジャンプします。

少しでも、詰まったり、わからないところが出てきたら、各説明のところに戻って確認してやー!

それでは、テストスタートです!

(1)受動態は何をSにして、Vをどのようにしたものか?

解答

OをS/Vをbe動詞+Vp.p.

解説はこちら!

(2)受動態でS(する立場)を示したい場合、どう表すか?

解答

byを使う

解説はこちら!

(3)「I saw him in the station.」を受動態にすると?

解答

He was seen by me in the station.

解説はこちら!

(4)受動態の2つのポイントは?

解答

他動詞でないと作れないこと

VのあとのOが1つ少ないこと

解説はこちら!

(5)次の( )に入る語を答えよう。

【1】I gave him the pen.
→He ( ) ( ) the pen by me.

【2】Everyone calls the boy John.
→( ) ( ) ( ) ( ) John by everyone.

解答

【1】was given【2】The boy is called

解説はこちら!

(6)次の英文を受動態で表そう。

【1】A stranger spoke to me.

解答

【1】I was spoken to by a stranger.

解説はこちら!

【2】They took good care of the dog.

解説

【2】The dog was taken good care of (by them).

Good care was taken of the dog (by them).

解説はこちら!

【3】He laughed at me.

解答

I was laughed at by him.

解説はこちら!

(7)受動態の「by」は何を指すか?

解答

直接の行為者

解説はこちら!

(8)次の英文を受動態で表し日本語訳も答えよう。

【1】The news surprised me.
【2】The results satisfy me.

解答

【1】I was surprised at the news.
「私はそのニュースに驚いた」
【2】I am satisfied with the results.
「私はその結果に満足する」

解説はこちら!

(9)( )に入る前置詞を答え、意味も答えよう。

【1】be interested ( ) A

解答

in 「Aに興味がある」

解説はこちら!

【2】be known ( ) A

解答

to 「Aに知られている」

解説はこちら!

【3】be covered ( ) A

解答

with「Aに覆われている」

解説はこちら!

【4】be caught ( ) A

解答

in「Aにあう」

解説はこちら!

【5】be filled ( ) A

解答

with「Aで満たされている」

解説はこちら!

【6】be made ( ) A[材料]

解答

of「Aでできている」

解説はこちら!

【7】be made ( ) A[原料]

解答

from「Aでできている」

解説はこちら!

(10)次の下線部の語を適する形に変えよう。

【1】The news was surprise.
【2】Many disappoint people arrived at the station.

解答

【1】surprising
【2】disappointed

解説はこちら!

(11)「その映画は退屈だった」を英語にすると?

解答

The movie was boring.

解説はこちら!

(12)「私はショックだ」を英語にすると?

解答

I’m shocked.

解説はこちら!

(13)「He saw me walk in the street.」を受動態にすると?

解答

I was seen to walk by him in the street.

解説はこちら!

(14)「They say that he is honest」を3通りで言い換えよう。日本語訳も答えよう。

解説

【1】That he is honest is said (by them).
【2】It is said that he is honest.
【3】He is said to be honest.
「彼は正直者だと言われている」

ココがポイント!

佐伯塾長

受動態はOが1つ少ない!

今回は、受動態について解説しました!

ここまでご覧になった方であれば、最初の3つの問題の答えはわかるんではないでしょうか?
では、答え合わせをしましょう!

(1)I was stolen my bag.
「私はカバンを盗まれた」

これはですね!
受動態はOが1つ少ない文です。
なので、「was stolen」の後ろに「my bag」が来ることはありませんし、この文だと「私が盗まれた」と言う意味になりますね…

正解は、My bag was stolen.
ということになります!

どうしても、「I」を主語にしたいのであれば、
第7講でやった「have」を使って
I had my bag stolen.
とすれば正解になります!

(2)The movie was bored.
「その映画は退屈だった」

これもです!

「bore」のような感情を表す動詞は、人がSのときに受動態になるんでしたよね?

なので、正しくは
The movie was boring.
となります。

(3)Good care should be taken of the dog.
「その犬はちゃんと世話をされるべきだ」

これはです!

これは群動詞の項目でやりましたが、
「take good care of〜:きちんと〜を世話する」
ですが、
「take good care of」を1セットと見るのか、
「good care」をOとしてみなすのか、

2通りの受動態ができるんでしたよね!

なので、(3)の文の形と
The dog should be taken good care of.
の2通りができます!

どうですか?

スラスラ答えられましたか?

この第8講をマスターすれば受動態はもう大丈夫です!

ぜひ、何度もご覧になってくださいね!

それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました!
お疲れ様でした!

英文読解の基礎講座シリーズをはじめから読みたい方はこちら!

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