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【古文読解】第16話 関関同立古文 実戦的な読解基礎作り

こんにちは!
S塾のりょーたです!

今回は関関同立古文対策〜読解演習編〜について話していきます!

前回で、古文常識&古文単語を覚えよう、というお話をさせていただきました。

さて、古文単語は覚えましたか?

まだの人は、今回の話を実行するのは
ストップして、覚えてくださいよ!

もちろん、完全じゃなくても構いませんが、
最低でも90%は暗記したという
状態にはしておいてください。

古文常識は、意識的に覚えようとせず、
読み流すだけでも良いので、
スキマ時間等をうまく活用して、
しっかり回しといてくださいね。
なので、まだ途中の段階でも今
回の話を実行していただいても大丈夫です。

今回は、
次の段階である読解の基礎づくりについてです。

それでは本編どうぞ!

本記事が刺さる人はこちら!

  • 関関同立古文のために読解練習をしたい!
  • 古文単語を覚えたけど、次は何をしたらいいかな?
  • 古典文法を覚えたのに、古文が読めるようにならないのはどうして?

こういった疑問や希望に答えます

本記事の内容

  • 古文単語の後に文法をするのが正しいのか?本当にすべき勉強とは?
  • 実戦的読解の基礎作りのための参考書3選
  • 実戦的読解の基礎作りの具体的な勉強法

この記事を書いている僕は現役の塾講師で、教え始めて2023年現在で7年目です。

そんな僕が徹底的に解説します!

また本記事は、多くの生徒を関関同立逆転合格に導いてきた講師歴30年以上の先生も監修した記事です。

その方のブログはこちらから!
https://ameblo.jp/sirius-minnade-goukaku

古文単語→文法のルートは間違い!?本当にすべき勉強とは

単語を覚えました!
で、次は文法を覚えるのが普通だと思うんですが、ダメなんですか?

生徒A
生徒A
佐伯塾長
佐伯塾長

まあ、確かにそのルートが普通やと思うよ。
でも、そのルートでホンマに古文が解けるようになるのかが問題やねん…

ちょっと本題に入る前に、
関関同立古文対策の大まかな方針を確認します。

関西大学・同志社大学は
実戦的読解の基礎作りをまずは急ぎ、
その後センター過去問演習、過去問演習

となります。

立命館大学・関西学院大学は
実戦的読解の基礎を作りつつも
ウラで文法にも力を入れておく。
その後、センター過去問演習、
過去問演習
となります。

立命館大学・関西学院大学志望の人は、
関西大学・同志社大学も併願で
受験することを考えていると思いますので、

まずは、
実戦的読解の基礎作りを頑張りましょう。

で、さっきから言っている
「実戦的」読解とは何か?

それは、
早く読めるように・解けるようにするための基礎ということです。

実戦的な問題に入るための
読解の基礎を作るという意味で
実戦的読解の基礎作りと表現しています。

もちろん、
古典文法を先に覚えることも大事です。

でも、先に覚えようと思っても、
何の役に立つのかわからなければ、
文法をマスターしようという気持ちには
なれませんよね。

今まで、学校で古典文法を勉強してきたと思いますが、初見の古文を読めるようになりましたか?

模試とかで、
文脈把握問題で点数取れていますか?

むしろ、文法はしっかりやって、
古文単語も覚えているのに、
古文が読めない・解けないという
状況になっている人って多くありませんか?

ちなみに僕は、古文単語600語覚えて、
古典文法も助動詞の活用表から助詞・敬語まで全部覚えて、模試で50点中22点だったときは、
絶望しました(涙)

でも僕みたいな人って本当に多いです。

読む経験・問題を解く経験が
圧倒的に足りないことが原因
なんですが、
まずは文法からというのが根強く、
読解練習に早く着手する受験生は少ないです。

ということは、周りがこんな状況なので、
読解の基礎を作って、
ガンガン過去問をこなしていけば、
周りと圧倒的に差がつけられますよ!

なので、古文がニガテな人・やってるはずやのに点数が取れない人、そんな人に向けて
まずは、
読み解きの基礎から入る
実戦的なプログラムを組みました!

ここからやると
成果が出るまでの時間が大幅に短縮できます。

文法の勉強はもっと後で大丈夫です。
覚える意味を見出してから覚えても
何も問題ありません。

実戦的な読解の基礎作りの最中に、
文法要素は出てきますし、
そうしているうちに勝手に覚えていきます。

そっちの方が、
活用表を丸暗記するより
何倍も効率的で実戦的です。

実際、去年僕が教えていた生徒さんも
文法は後回しにして、
先に読解をやらせていましたが、
何も問題ありませんでした。

では、
その実戦的読解の基礎作りのための参考書を
3冊を順に紹介していきますね!

実戦的読解の基礎作りのために必要な3冊

佐伯塾長
佐伯塾長

3ステップに分けて紹介していきます!

①『山村由美子 図解古文読解講義の実況中継』

文法項目別の読解でも
入試読解問題の羅列でもなく
戦略的な入試古文読解の実戦的側面で
構成されています。

主語の発見方法状況把握の方法
和歌の読解法など、
実戦で使える項目が丁寧に解説されています。

各章でワザ→練習問題→説明
→練習問題図解解説→口語訳
という流れで、はじめのうちは
短い文からスタートして、
少し長めの本文&問題付きとなっています。

まずはこれから始めて、
古文への心理的ハードル
下げるだけ下げておきましょう!

②『古文上達基礎編 読解と演習45』

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本書は、
古文の活用から和歌の技法までの知識が
45項目に分かれていて、
各項目ごとの簡単な例題と
その項目内容が入ったまとまった有名作品を読んで、設問を解く
という構成になっています。

文法を軽く確認できますし、
本文を読むトレーニングにもなりますので、
古文への慣れを作るのには最適だと思います。

③『岡本莉奈の1冊読むだけで古文の読み方&解き方が面白いほど身につく本』

①のステップで、読み方の基礎を習得し、
②のステップで、古文と文法に慣れ、
③のステップで、入試に即応した読み解きのコツを得る

という流れになります。

①の段階からこの本をよっても良いでは?
と思われるかもしれませんが、
なかなか情報量が多く、
文法に寄せた説明になっているので、
いきなりやると挫折するかも、
という懸念から最後に回すことにしました。

また、これをやらずに②→過去問
という流れもありますが、
後々、過去問を解き進める際の効率を考え、
一旦この③をやって、
解くコツをきちんと習得してから過去問へ
という方針にしておきました。

次に、この3冊の使い方を解説して、
本記事は終了となります。

実戦的読解の基礎の具体的な作り方

では、どうやってこの3冊を進めていけばいいですか?

生徒B
生徒B
佐伯塾長
佐伯塾長

順に説明していくね!

①『山村由美子 図解古文読解講義の実況中継』で読み方の基礎を習得する!

【進め方】

  • ワザをよく読み、覚える!
    • カード化にしたりして覚えるていきましょう!
  • 練習問題が出てきたら、口語訳→本文の流れで2〜3回読む
  • 本文を図解を見ながら、2回〜3回読んでいく
    • ②と③は同時にやっても構いません。
  • 本文をワザを意識しながら、図解・口語訳を見ずに訳してみる
    • 怪しいところは図解・口語訳を確認し再トライ!
  • 「入試問題に挑戦!」の項目も、②〜④のステップで読んでみる

古文をちゃんと読まな、
というプレッシャーを解放して、
ワザと一緒に古文に慣れることに専念しましょう!

とにかく最初は、
ハードルを下げるのが肝心です。
また、古文アレルギーに逆戻りになる
可能性が高いので、
まずはルールを覚えるつもりで、
ラクにいきましょう。

②『古文上達基礎編 読解と演習45』で多くの古文に慣れていく!

  • 別冊の解説を先に使い、読解へのアプローチ・あらすじを先に読む
    • ①〜③まで別冊の解説の方をメインに使っていきます。
    • 各項目の最初の見開きの文法ページは⑤の段階まで見ません。
  • 本文の横に訳が書いてあるスタイルなので、訳→古文→訳の流れで4〜5回通読していく
    • 音読を挟むと効果的です!
    • ①で習得したワザを意識することも忘れずに!
  • 本文の左横に赤字で添え書きしてある文法事項を読み、その対応した訳も見ておく
    • そのうち、助動詞や助詞が自然と身につきようになっていきます。
  • 話を十分に理解し、読み慣れたと感じたら、本体の問題冊子で問題を解いてみる
    • 正答率を気にするより、設問解説の理解に努める。
    • 話がわかっているのに解けないところがあれば、それは固めておきたい知識であるので、そこを拾い上げる気持ちで。
  • 45項目が終わったら、本体冊子の文法事項のページを順にチェックしてみる
    • 活用などを完璧にしなくちゃと焦らずに、ひとつひとつ丁寧に見ていきましょう。
    • 大切なのは、文法を整理していくこと。
    • 何度か周回して、怪しいモノだけピックアップして、そのタイミングで一気に覚えていく!
  • 定期的に本文&文法をチェックしていく

細かいところまで
完璧に文法を覚えるのに執着しないように!
これが挫折のもとになりますので…

③『岡本莉奈の1冊読むだけで古文の読み方&解き方が面白いほど身につく本』解き方のコツを習得する!

【進め方】

  • 前半の読み方編では知らないことに注目して読む
    • 知ってる、知らないと振り分けしていきましょう
  • 後半の解き方編で、自力て解いてから解説を読んでいく
    • 試験での手順・発想法・切り抜け方などを学ぶつもりで、問題を丁寧に解いていく!
    • 自力で解いて解説を確認する姿勢をここで磨いておきましょう。
  • コツコツゆっくりというより、一気に周回を進めていく
  • 最低3周は繰り返す
  • 巻末に文法事項がまとめてあるので、文法の整理をするのも効果的
    • 役に立つところだけをピックアップするのもアリです。
  • 定期的に復習し、解き方を確認する

この段階は、
一気に仕上げる意識でやりましょう!
できる限り、早く過去問演習に入りたいので!

ここまで終われば、
いよいよ過去問に入っていきます。

過去問ももちろん
いきなり読んでいくのではなく、
最初は解答・解説を見ながらやっていき、
徐々に負荷をかけていくという方法を
取りますので、

その点は、また次回で述べていきますね!

ココがポイント!

佐伯塾長
佐伯塾長

古文単語→読解のための基礎作り!
文法は後回しでも大丈夫!

今回は、関関同立古文対策の読解の基礎編についてお話ししました。

これを読んで、読解の基礎を作ることの大切さと文法に固執するのは良くないというイメージを持っていただけたらと思います。

ここまで、読んでいただきありがとうございました!

関関同立攻略シリーズを初めから読みたい方はこちら!

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