こんにちは!
S塾のりょーたです!
今回は関大英語クリア後の勉強について話していきます!
前回の記事で、関大英語を最低限クリアしてから、関西学院大学・同志社大学・立命館大学の対策へ移行すべしということで、お話しさせていただきました。↓
ここまでのシス単(第1章・第2章+第3章)
土橋の英文読解・速単2冊読み込み
関大の過去問2冊
(世界一わかりやすいと関西大の英語)の勉強はきっちり完了していますか??
ここでいう完了とは、
スラスラ即答できること指します。
忘れないように復習をしているというのであれば、それは完了しているとみなしても大丈夫です。
もし、完了していないのであれば、以下の記事を参考に、この段階の勉強を終わらせてからこの記事を読んでくださいね!
それでは本編どうぞ!
- 関西大学英語はできるようになったので、関大以外の関関同立の勉強がしたい!
- 同志社大学や立命館大学を目指しているけど、どうすればいい?
- 文法問題対策の良い問題集を探してるけど、どれがいいかわからない…
本記事の内容
- 関大英語クリア後にすべき勉強とは
- 文法問題を効率よく対策できる問題集を紹介&その使用法!
- 文法対策と同時進行にすべき勉強2選
この記事を書いている僕は現役の塾講師で、教え始めて2023年現在で7年目です。
そんな僕が徹底的に解説します!
また本記事は、多くの生徒を関関同立逆転合格に導いてきた講師歴30年以上の先生も監修した記事です。
その方のブログはこちらから!
https://ameblo.jp/sirius-minnade-goukaku
関大英語クリア後にすべき勉強
関大英語を何とか解けるようになりました!
でも、立命館とかも受けたい気持ちがあります。
そういう人も多いと思います!
今回は、関大以外の関関同立対策について解説していきます!
S塾の方針として、まず関大をクリアするということで、今まで解説してきました。
関西大学の問題が、
基礎的な英単語を覚え、
基礎的な読解英文法を身につけ、
基礎的な長文を読み込んでおけば、
十分に解いていける難易度であり、
先に関西大学英語を解いて
入試英語に慣れておくことで、
他の大学までの距離感も測りやすくなる
という理由で、
関大英語を先に攻略するという方針にしています。
この後、
いきなり関学・同志社・立命の対策に入っても
いいんですが、
一応その前に、
英単語・英熟語の強化と
英文法語法問題への対策の取り組みを
行ってからの方が、以後の過去問演習が
スムーズに進められます!
ですので、後で紹介する勉強の進め方を参考に、
頑張ってみてください。
でも、なんで今まで英文法の演習をしなかったのですか?
英語の勉強のイメージは、やっぱり文法問題を解くイメージがあります…
それには2つの理由があるねん!
1つ目の理由は、
関西大学の英語には、
長文問題のほんの一部分で
英文法・語法が尋ねられるだけなので、
やる必要がなかったということです。
2つ目の理由は、
有名な『ネクステージ』や『ヴィンテージ』
のような分厚いいわゆる文法問題集を
いきなりやっても、
英語の基盤がしっかりしていないと、
ただ丸暗記するだけのような使い方に陥って、
時間が無駄に溶かされてしまう…
(この沼にハマる受験生はめちゃくちゃ多いです)
この2点が今まで、
文法問題集を勧めてこなかった理由となります。
立命館大学・関西学院大学は、
英文法・語法の問題が大問で問われ、
同志社大学では、
長文問題の中の小問で問われることが
そこそこあるため、
ここから、英文法・語法対策をしっかりする必要があります。
しかし、あまり時間はかけたくないのがホンネです。
そこで、オススメの問題集があります!
効率的に英文法・語法問題対策ができる問題集とその使い方
おすすめの文法・語法問題集って何ですか??
それは、こちらです!
Gakkenの『英文法・語法ベスト400』を
オススメする理由は、
選定されている問題のレベルが中堅私大レベルで、英文法・語法問題のメジャーどころが収録されていて、4択対策のファーストアタックに最適
だからです!
多くの問題が収録されている
『ネクステ』や『ヴィンテージ』には
網羅性では劣るかもしれませんが、
幹となる知識を効率的に定着できる点が
このベスト400にはあります。
また、この問題集は
小冊子でポイントがまとめられていて、
それに対応した問題と解説が別冊からなる
3分冊構成になっています。
それが、ポイントを押さえる→問題→解説を読む
という一連の流れが行いやすい要因となっています。
解説も、正解の選択肢以外にも説明があり、
囲みなどでポイントを強調して
まとめ直している点や
1ページに多くの問題の解説を詰め込まないレイアウトになっていて、見やすい形式になっている点もオススメしている理由となります。
では、実際にどうやって使うのか、解説していきますね!
【進め方】
- 別冊子のポイントまとめを読んで、1項目を確認する
- ザッと見る感じで大丈夫!
- その項目に対応する問題と解説を並べながら、一つ一つチェックしていく
- 最初なので、何がポイントなのかを分かればOK!
- もう一度、同じ項目を解き直し、解答の根拠を説明しながらやる
- ここの作業が大切!
これは〇〇やから、①が正解で、②は〇〇がダメやから×…という風に一つ一つ丁寧にやっていきましょう。
- ここの作業が大切!
- スラスラ説明できるようになったら、重要ポイントである囲み枠の内容を覚える
- ルーズリーフにまとめたり、カード化して覚えるのもアリ!
- 囲み枠の内容は問題を解く上での核の部分となりますので、しっかり覚えましょう。
- 項目を3つこなすごとに、解き直しとポイントチェックをまとめて行っていく
- 何度も繰り返して、定着させていきましょう。
- 同じように進めていく
ベスト400は、問題数は少ないかもしれませんが、本当に重要なポイントのみをまとめてありますので、
しつこく何度も繰り返して、
全問題を即答・解説・暗記を目指してください!!
これまでの基礎の積み重ねがあれば、
1ヶ月で完了できますので、
気合い入れて頑張っていきましょう!
全部、完璧にできるようにがんばる!!
絶対力になるから、頑張って!
最後に…
『ネクステ』や『ヴィンテージ』といった分厚い問題集をやりたいという人も多いと思います。
ただ、完成させるのに莫大な時間がかかってしまうので、
同志社・立命館・関西学院大学の過去問をある程度やっていった後で、足りないと感じたら、手を出すという具合で大丈夫です。
この『ベスト400』で文法問題の幹は作って、
過去問である程度傾向を掴んでから
こういった問題集をやると、
サクサク進めていけますので、
焦りは禁物ですよ!
文法対策と同時進行でやるべき勉強2項目
文法問題集だけじゃダメなんですか?
結構、これだけでもキツイねんけど…
そんなに大変な勉強じゃないから大丈夫!
先ほど説明した『ベスト400』と同時に以下の2点の勉強を頑張ってください。
- 英単語力をさらにブラッシュアップする!
- シス単の第3章、第4章の意味を覚えていく。
- 第3章はマストで、第4章は過去問をやりながらでも構いません。
第5章の多義語は以後のスキマ時間にチェックでOK! - 同志社大学・立命館大学では、意味を知っているだけで解ける問題がかなり出題されます。
- 関西学院大学では、文脈重視問題が多いですが、知識として第3章は最低役立ちます。
- 英熟語帳を入試までに1冊完成させる!
- リスト型で暗記したいなら、
『英熟語ターゲット1000』 - 文脈型で暗記したいなら、
『速読英熟語』 - 性質で暗記したいなら、
『システム英熟語』 - その他、書店で気に入ったものであれば何でも構わないです。
- とにかく1冊分を完成させることを目標にしましょう。
(だいたい1000個ぐらいです)
- リスト型で暗記したいなら、
同志社大学・立命館大学・関西学院大学とも
英熟語が直接問われるのは4点〜6点程度ですが、
知らなかったら何もわからないので、
①意味が言えることを最優先にすること
(訳し間違いを防ぐ&4択問題対策のため)
②意味から形が再生できるようにすること
(空所補充&語句整序問題対策のため)
というステップで、おさえてください!
英文法・語法問題をやりながらなので、英熟語が遅れて完成するのは仕方ないところです。
なので、過去問演習の段階に入っても、
英熟語は並行して進めていって大丈夫です。
英熟語が完成してないから、
過去問には入られへん…!
と思う必要はありませんよ〜
今回は、関大英語クリア後の勉強についてお話ししました。
これを読んで、関大英語を終えた後の、立命館大学や同志社大学の対策イメージを持っていただけたらと思います。
ここまで、読んでいただきありがとうございました!
関関同立攻略シリーズを初めから読みたい方はこちら!
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