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【現代文基礎】第11話 現文対策ではじめにすべき2ステップ

こんにちは!
S塾のりょーたです!

今回は関関同立現代文対策の基礎編について話していきます!

国語は他の教科以上にどう勉強していいのかわからないという人が多いと思います。

それゆえに、何となく問題を解いて試験に挑むという受験生もかなり多いので、しっかり対策すればその層をごぼう抜きできるわけですね。

なので、本記事から数回に分けて、
関関同立国語(現代文&古文)の勉強法について解説していきますので、ぜひお読みください。

本記事が刺さる人はこちら!

  • 関関同立志望だが、国語の勉強を何から始めていいかわからない…
  • 現代文の勉強法を知りたい!
  • 現代文が苦手で何とかしたい!

こういった不安や希望に答えます

本記事の内容

  • 現代文の基礎とは?
  • 現代文の基礎固めに最適な教材を紹介&徹底解説!
  • 【実践】語彙力があるだけで筆者の主張がわかる!?

この記事を書いている僕は現役の塾講師で、教え始めて2023年現在で7年目です。

そんな僕が徹底的に解説します!

また本記事は、多くの生徒を関関同立逆転合格に導いてきた講師歴30年以上の先生も監修した記事です。

その方のブログはこちらから!
https://ameblo.jp/sirius-minnade-goukaku

現代文の基礎とは何か?

国語って何から始めたらいかわからへん…
特に現代文がよくわからんねん…

生徒A
生徒A
佐伯塾長
佐伯塾長

そういう人多いよね笑
でも、逆にそんな人が多いからこそしっかりやれば一番差をつけられる科目でもあるよ!

「国語って何から始めるの?」
こんな人多いと思います。

とりあえず、なんか問題集を買って、
それをやるしかない的な勉強になっているのが
実情じゃないでしょうか。

僕も長年、国語を教えていますが、
いまだに国語の勉強法が確立されていない
イメージがありますね。

でも、それは仕方がないんです。

なぜなら、今までやってきた学校の国語と
実際の試験の国語とがまるで違うからです。

そりゃ勉強のやり方がわからなくて当然ですよね…

学校の国語は問題を解くことを
目的にしていません。
名著と呼ばれる作品に触れて、
感性や感受性を磨くことを目的としています。

それももちろん大切なことなので、
学校を悪く言うつもりは全くありません

ただ、現状の入試システムを考えると、
生徒さんが自分で「入試国語」の
勉強をしていかなければならないので、
当サイトでその道を作っていこうと
思っています。

前置きが長くなりましたが、
まずその「入試現代文」の土台となる
部分について解説していきます。

現代文の基礎は、

ズバリ、語彙力と現文常識です!

語彙力はなんとなくわかるけど、現文常識って何ですか?

生徒B
生徒B

語彙力は皆さんもなんとなくわかると思います。
要するに、どれだけことばを知っているか、
ということですね。

なので、ここを磨くために
漢字や現代文単語を覚えていくわけですね!

では、現文常識とは何か?

たとえば、
日本とヨーロッパの自然観についての文があるとしましょう。

その際に、現文常識として
日本の変わることの美しさを大事にする考え方
(お花見とか月見とかそうですね)と

ヨーロッパの変わらない美しさを大事にする考え方(彫刻とかそうですよね)があります。

それを前提に論を展開していきます。

こうした時、最初からこの自然観の違いを知っておかないと、文を理解できなくなり、筆者の主張が見えなくなるときがあります

だから現代文対策でよく言う、
「筆者の言いたいことをつかみましょうね」
というアドバイスは、

そもそもの文が何を言っているのかわからないと、的外れなモノになってしまうんですよね…

評論文には、こういった知っている前提のもの、いわば常識が多くあり、
それを僕は現文常識と呼んでいます。

この現文常識を知っているか知っていないかで、文章の理解力は変わりますし、
先の展開を予測できたりもします

というわけで、
まずはこの語彙力と現文常識を固めていくことが現代文の基礎固めとなります!

実際に何を使えばいいのか、解説していきますね!

現代文の基礎固めにはこれを使え!

語彙力と現文常識を固めるのに何を使うんですか?

生徒C
生徒C
佐伯塾長
佐伯塾長

漢字マスターと現代文キーワード読解の2冊を使います!

①『入試漢字マスター』で、読み・意味・どういう文脈で使うのか?をチェック!

『漢字マスター』を使う目的としては、
①現代文の本文の意味を理解するための
ベースを作る

 &
②どういう文脈で使われ、
どういう読み(音)で読まれるのか、
正しく変換できるようにしておく

という2点です。

【進め方】

  • 漢字を見て「読み→意味」の順に言えるようになるまで繰り返す!
    • 意味を確認しつつも、こういう文例で使われるんだなと意識して一文を読んでおく。
  • 1日を100個を目安に進めていく
  • 2日〜5日間、毎日同じ100個を繰り返し、全て完璧に言えたら次の100個に進む
    • 1日で全て覚えたらすぐに移ってもよい。
  • 全ての漢字の読みと意味を覚えたら書き取りも覚えてみる
    • 書き取りは過去問をやっていく中で、力を入れる必要があると判断してからやってもよい。
  • 忘れないように定期的に復習していく!

これを優先的にやりましょう!
先にやっておかないと結局後回しにして、
やらなくなりますからね…

②『現代文キーワード読解』で現文常識に慣れる&用語を覚える!

これはよくある現代文単語(主観・客観とか)の解説の本です。

もちろん現代文単語の勉強になるんですが、

単語と一緒に掲載されている文が
評論文の一節となっていて、
それに対する文構成のまとめと要約が
評論を読む良い練習材料となっています

まずはこれを読みながら、
評論特有の言い回しに慣れてください。

【進め方】

  • 各章を読んでいく
    • 自分なりに「こういうことを言っているのかな」と整理して、欄外の構成図や要約と照らし合わせてみる。
  • 評論テーマに慣れる目的で、読み材料として15分〜20分ぐらい時間を取って読んでいく
    • 英語の勉強の合間とかに読んでいく
  • 何周か読んだら、自分で説明できるかやってみる
    • 解説のそのまんまを再現する必要はありません。自分のことばでその用語やテーマを解説できるかチャレンジしてみてください。
  • 忘れないように定期的に読んでおく

最初はなかなか読み進めるのは
難しいかもしれませんが、グッとこらえて
どんどん読み進めていってください。
だんだん理解できるようになっていきますので!

そうやって継続していくうちに、
評論文に対する抵抗感はだんだん薄れてきて、
過去問演習に入れるようにもなってきます。

この①と②は
1ヶ月〜2ヶ月ぐらいで仕上げていきましょう

あくまで、
これから行う過去問演習の準備段階ですので、
ここに時間を割きすぎないようにしましょう。
(古文対策もありますしね…)

もちろん、同じような参考書を
学校等で配布されていて、
それが使いやすいと感じているのであれば、
そちらを使っていただいて構いません。

ただ、漢字の場合は、意味が載っているか
現文常識の場合は、きちんと評論語に関する単語とその単語を使った1段落程度の例文があるのか、を確認しておいてくださいね!

実際に問題を解いてみましょう!

語彙力と現文常識が必要なのはわかったけど、実際にどうそれが活かされるん?

生徒A
生徒A
佐伯塾長
佐伯塾長

じゃあ、実際に問題を使って説明するね!

とある一文を書きますので、筆者の主張は何か?考えてみてくださいね!

(例文)
多くの人は、勉強を頑張って、いい高校、いい大学に入り、いい仕事に就く、というのが普遍的な成功モデルだと考えています。

さあ、どうですか?
実は語彙力&現文常識があれば、
この一文だけで筆者の主張が予測できます
少し、考えてみてくださいね!

え、何やろ??

生徒A
生徒A

「普遍的」がキーワードなのかな?

生徒B
生徒B

どうですか?わかりましたか?

では、解説していきますね!

まず、評論文っていうのは
何か言いたいことを伝える文なんです。

とすると、みんなが言っているようなことは書かず、「俺はこう考えてんねん」という内容のものを書きます。

それを今回の例文で考えると、
まず最初に「多くの人は」から始まっています。
筆者が言いたい内容はこの「多くの人」とは違うことという風になります

だから、筆者の主張は
「いい大学に入って、いい仕事に就くのが普遍的だ」とは反対の主張ということになります。

ここで、語彙力&現文常識が活きてきます!

「普遍的」という語句は、
「例外なく誰でも当てはまること」という意味で

例をあげると、
「1+1=2」は普遍的と言えますよね。

じゃあ、筆者の主張はその否定なので、
「普遍」の対義語を考えればいいんです。


「普遍」の対義語は「特殊」です!
「特殊」とは「あるところでしか当てはまらない」ということですね。


なので、筆者の言いたいことっていうのは、
「それは特殊なモデルですよ」ってことです。

じゃあ、どう特殊なん?
たとえば何が特殊なん?といった内容が
おそらくこの後に展開されると予測できますね?

という風に、語彙力&現文常識があると、
読解がスムーズにできるわけです!

おそらく国語がもともとできる人は、
このへんの読み取りを経験的に
自然とやってるんですよね。

だから、そんな人に「なんで国語できるん?」
と聞いても、自分のほしい答えは返ってこないことがほとんどです…

以上が、語彙力と現文常識のパワーです!!
勉強したくなりましたか?笑

これで現代文基礎を固め、次の読解力&解答力を鍛えるステップへ進んでいきます。
頑張って現代文の土台を築いていきましょう。



以下の受験サポートで国語も指導しています。
興味のある方はこちらもお読みください。

ココがポイント!

佐伯塾長
佐伯塾長

現代文の基礎固めはまず語彙力の補強から!

今回は、関関同立現代文の基礎固めについて
お話ししました。

今回の内容は、関関同立に限ったことではなく、どの大学を目指す上でも必要な勉強ですので、ぜひ参考にしていただければと思います。

ここまで、読んでいただきありがとうございました!

関関同立攻略シリーズを初めから読みたい方はこちら!

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